
筋・筋膜性腰痛
筋・筋膜性腰痛/筋・筋膜性疼痛症候群は、いわゆる腰痛です。 筋肉や筋膜の緊張・使い過ぎ、姿勢不良、冷えやストレスなどで起こる腰痛です。
症状は動かした時や押した時の痛み、重だるさ、朝のこわばりで、安静時は比較的軽いことが多いのが特徴です。
検査では診察で痛む部位(圧痛点)や動作を確認し、必要に応じてレントゲンやCTで他の病気を除外します。
診断は画像異常が乏しく、触診と経過から総合的に行います。
治療は痛み止めや湿布、温熱療法、トリガーポイント注射などを用い、
リハビリではストレッチ、体幹筋トレーニング、姿勢改善を行います。日常生活では長時間同一姿勢を避け、適度な運動を続けることが再発予防に重要です。

変形性腰椎症
変形性腰椎症は、加齢や長年の負担により腰の骨や椎間板がすり減って起こる病気です。
症状は腰の鈍い痛みや動き始めの痛み、長く立つ・歩くと強くなる痛みで、休むと軽くなることが多いのが特徴です。
検査では診察で動きや痛みの部位を確認し、レントゲンで骨の変形を調べ、必要に応じてCTで神経の圧迫を評価します。
診断は症状と画像所見を総合して行います。
治療は痛み止め、湿布、コルセット、温熱療法などの保存療法が中心です。
リハビリでは腹筋・背筋など体幹筋の強化、ストレッチ、姿勢や動作の指導を行い、腰への負担を減らすことで痛みの軽減と再発予防を目指します。

変形性膝関節症
変形性膝関節症は、加齢や体重負荷により膝の軟骨がすり減って起こる病気です。
症状は立ち上がりや歩き始めの痛み、階段の昇り降りでの痛み、進行すると腫れや水がたまることがあります。
検査では診察で痛みや動きの制限を確認し、レントゲンで関節のすき間の狭さや骨の変形を調べ、必要に応じてMRIを行います。
診断は症状と画像所見を合わせて行います。治療は痛み止めや湿布、ヒアルロン酸注射、サポーターなどの保存療法が中心です。
リハビリでは太ももの筋力強化やストレッチ、歩き方や体重管理の指導を行い、膝への負担を減らして痛みの改善と進行予防を目指します。

肩関節周囲炎(五十肩・凍結肩)
肩関節周囲炎(五十肩・凍結肩)は、肩関節の炎症や動きの制限が生じる病気で、40~60代に多くみられます。
症状は肩の痛み、腕を上げにくい・後ろに回しにくいといった可動域制限で、夜間痛が出ることもあります。
検査では診察で肩の動きや痛みの出方を確認し、レントゲンで骨の異常を除外、必要に応じてCTや超音波で腱や関節包の状態を調べます。
診断は症状と検査結果を総合して行います。
治療は痛み止め、湿布、関節内注射、温熱療法などの保存療法が中心です。
リハビリでは痛みの程度に合わせてストレッチや可動域訓練を行い、徐々に筋力を回復させ、肩の動きを取り戻すことを目指します。

ストレートネック・筋性頸部痛
ストレートネック(姿勢不良)・筋性頸部痛は、長時間のスマートフォンやパソコン作業などで首の自然なカーブが失われ、首や肩の筋肉に負担がかかって起こります。
症状は首や肩のこり・痛み、重だるさ、頭痛、目の疲れで、動かすと痛みが強くなることがあります。
検査では診察で姿勢や首の動きを確認し、レントゲンで首のカーブを評価し、必要に応じてCTで神経の異常を除外します。
診断は症状と姿勢、画像所見を総合して行います。
治療は痛み止め、湿布、温熱療法、筋肉をほぐす治療が中心です。
リハビリでは首・肩のストレッチ、肩甲骨周囲筋の強化、正しい姿勢や作業環境の指導を行い、再発予防を目指します。

腰椎椎間板ヘルニア
腰椎椎間板ヘルニアは、腰の骨の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫して起こる病気です。
症状は腰痛に加え、片側のお尻から脚にかけてのしびれや痛み(坐骨神経痛)、前かがみで悪化する痛みが特徴です。
検査では診察で痛みの出方やしびれの範囲、筋力や反射を確認し、CT・MRIで椎間板の突出と神経圧迫を評価します。
診断は症状とCT・MRI所見を総合して行います。
治療は多くが保存療法で、痛み止め、湿布、神経ブロック注射などを行い、安静と日常動作の調整を行います。
リハビリでは痛みが落ち着いてから体幹筋の強化、ストレッチ、正しい姿勢や動作指導を行い、再発予防と日常生活への早期復帰を目指します。

変形性頸椎症
変形性頸椎症は、加齢や長年の負担により首の骨や椎間板がすり減り、変形することで起こる病気です。
症状は首や肩のこり・痛み、動かしにくさで、進行すると腕のしびれや力が入りにくくなることがあります。
検査では診察で首の動きや神経症状を確認し、レントゲンで骨の変形を評価、必要に応じてCT・MRIで神経の圧迫を調べます。
診断は症状と画像所見を総合して行います。
治療は痛み止めや湿布、温熱療法、頸椎カラーなどの保存療法が中心です。
リハビリでは首・肩周囲のストレッチ、筋力強化、姿勢指導を行い、首への負担を減らすことで症状の改善と進行予防を目指します。

緊張型頭痛(首・肩こり由来)
緊張型頭痛は、首や肩、頭の筋肉が緊張することで起こる最も一般的な頭痛です。
症状は頭全体が締め付けられるような重い痛みで、肩こりや首のこわばりを伴うことが多く、吐き気は少なめです。
検査では診察で痛みの性質や生活状況を確認し、必要に応じてCTやMRIで脳の病気を除外します。
診断は症状の特徴と経過から行います。
治療は痛み止め、筋肉を緩める薬、温熱療法などが中心です。
リハビリでは首・肩のストレッチ、姿勢改善、肩甲骨周囲の体操を行い、長時間同じ姿勢を避けるなど生活習慣の見直しで再発予防を目指します。

腰部椎脊柱管狭窄症
腰部脊柱管狭窄症は、加齢などで背骨の中の神経の通り道(脊柱管)が狭くなり、神経が圧迫されて起こる病気です。
症状は歩くと脚のしびれや痛み、だるさが出て、少し前かがみで休むと楽になる「間欠性跛行」が特徴です。
検査では診察で歩行や神経症状を確認し、レントゲンで骨の変形、CT・MRIで神経の圧迫を評価します。
診断は症状と画像所見を総合して行います。
治療は痛み止め、血流改善薬、神経ブロック注射などの保存療法が中心です。
リハビリでは体幹筋の強化、股関節・腰のストレッチ、前かがみ姿勢を活かした歩行訓練を行い、症状の軽減と日常生活の維持を目指します。

手関節の腱鞘炎
手関節の腱鞘炎は、指や手首を動かす腱と、それを包む腱鞘に炎症が起こる病気で、家事やスマートフォン操作、育児、仕事での使い過ぎが原因になります。
症状は手首や親指の付け根の痛み、腫れ、動かすと強くなる痛みで、朝にこわばりを感じることもあります。
検査では診察で腫れや圧痛、動作時の痛みを確認し、必要に応じて超音波検査で腱や腱鞘の炎症を評価します。
診断は症状と診察所見から行います。治療は安静、湿布や痛み止め、サポーター固定、局所注射などの保存療法が中心です。
リハビリでは痛みが落ち着いてからストレッチや軽い運動を行い、手首の使い方を見直して再発予防を目指します。
